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INTERVIEW

ファントムストックとは?仕組みや注意点、会計処理・税務処理のポイント


ファントムストック

ファントムストックは、株価に連動した報酬額を金銭で支給する株価連動金銭報酬です。本コラムでは、ファントムストックの基本的な仕組みから他の株式報酬との違い、メリット・デメリット、会計・税務処理、導入時の注意点までを詳しく解説します。

IPO Compass編集部
■執筆:IPO Compass編集部

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目次本記事の内容

  1. 1.ファントムストックの概要
  2. 2.ファントムストックと類似制度の違い
  3. 3.ファントムストックを導入するメリット
  4. 4.ファントムストックを導入するデメリット
  5. 5.ファントムストックの会計処理・税務処理の方法
  6. 6.ファントムストックを導入する際の実務上の注意点
  7. 7.ファントムストックの主な導入事例
  8. 8.最後に
  9. 9.ファントムストックに関するよくあるご質問

1.ファントムストックの概要

●ファントムストックとは?

ファントムストックは株価に連動した報酬額を金銭で支給する株価連動金銭報酬です。ファントムとは「幻の・架空の」を意味し、実際に株式を発行するのではなく、計算上の単位として設定した「仮想株式」を付与します。権利が確定すると「付与した仮想株式数×権利確定時の株価(または評価額)」を現金等で支給します。

●ファントムストックの特徴

○株主構成・議決権・発行済株式数に影響を与えない

ファントムストックは実際の株式や新株予約権を発行しない計算上の仮想株式であるため、発行済株式数は増加せず、既存株主の持分比率や議決権構成への影響も生じません。

○未上場企業でも導入可能

ファントムストックは市場株価が存在しない未上場企業でも導入できます。客観的な評価方法(例:DCF法・純資産法など)で算定した自社の株価の評価額を基準として支給額を算定することで、上場前の段階から株価連動型のインセンティブを設計することができます。ただし、未上場企業の株価を客観的に算定することは困難なため、算定方法や算定時点などの算定ルールを、第三者にも説明可能な形で、社内規程に明確に定めておくことが必要です。それにより、権利確定時に支給額の根拠を明示でき、付与対象者との認識のずれを防ぐことができます。

●ファントムストックの流れ

ファントムストックは、付与から支給までを複数のステップで管理します。各段階での処理と判断ポイントは次のとおりです。

○Step1. 企業は役員・従業員に対して「仮想の株式ユニット(権利)」を付与する


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