インタビュー&コラム
INTERVIEW

『常に新しい学びを続けることで「求められる人材」になれる』CFOインタビュー


CFOインタビュー 株式会社RECEPTIONIST  執行役員CFO兼経営企画部長 川村 卓哉様

今回は、株式会社RECEPTIONISTで執行役員CFO兼経営企画部長としてご活躍している川村 卓哉氏にお話を伺いました。
川村氏は2024年7月に同社へ転職。本インタビューでは、川村氏のこれまでのキャリアのなかでのターニングポイントや仕事に対する価値観、現職の事業および同社の魅力などを伺いました。経営管理の領域で活躍する川村氏の考えに触れることで、読者の皆さんのキャリア形成に役立つヒントを得られるかもしれません。ぜひ、ご一読ください。

【プロフィール】

川村 卓哉(かわむら たくや)
株式会社RECEPTIONIST 執行役員CFO兼経営企画部長/公認会計士

慶應義塾大学商学部卒、早稲田大学大学院会計研究科修了。
2008年に公認会計士試験を合格、会計大学院在学中に有限責任監査法人トーマツ トータルサービス部門に入所。公認会計士として、監査、IPO支援、財務DD、ベンチャーサポート活動、海外勤務など幅広い業務に従事。IPOを目指す観光・民泊領域のベンチャー企業、IoTベンチャー企業にて、管理部門責任者およびCFOとして、資金調達、IPO準備(主幹事・監査法人対応を含む)、社内管理体制構築を実施。
2020年4月にプライム上場企業の株式会社エアトリに入社。執行役員として管理本部・企業戦略部を管掌し、管理業務・IR業務を統括するとともに、投資事業にも従事し、投資先のIPO実現に向けた支援を行なってきた。2024年7月に現職へ就任。

目次本記事の内容

  1. 「ベンチャー企業の経営陣」を目指して学生時代から自己研鑽
  2. 転職先を選ぶ基準は「共に働きたい経営者か」「面白い事業か」「自分が価値を提供できるか」
  3. 情報のキャッチアップと生成AIやツール利用が役に立つ

「ベンチャー企業の経営陣」を目指して学生時代から自己研鑽

川村 卓哉様

――まずは川村さんのご経歴をお教えください。学生時代も含めて、これまでどのようなキャリアを目標にされてきましたか?

私は父と兄が税理士で、昔から士業関係、税理士や公認会計士の仕事を身近で見ていたので、大学時代に「将来は経営に携わりたい」と考えていました。その気持ちがあったので大学時代はビジネス研究サークルに入ったり、ビジネスプランコンテストなどに参加したりと積極的にビジネス関わる機会を作っていました。身近に起業する人も多くいて、刺激的な学生時代だったと思います。

大学を卒業した2008年頃は、日本でもスタートアップやベンチャー企業が台頭して社会を動かしていたこともあり、ベンチャー企業に入ってその経営陣になりたいという思いを持つようになりました。ただ、父や兄の姿をみていたこともあり、何らかの専門性や強みを持って経営に関わりたいと思って公認会計士の資格は取っておこうと考えました。

――大学時代に明確な将来像があったのですね。会計士の資格を取って経営にということは、当時から「CFO」を目指していたのでしょうか?

学生時代は特にCFOには特にこだわっていませんでしたが、 何かしら自分の強みがあった方がいいなとは考えていました。自分が営業や開発ができるタイプではないことは感じていたので、別の選択肢を取ろうと思いました。その中で得意なことを考えると、裏付けされた知識や学んだことをベースに生かす仕事が合っていると思って、まずは会計の専門性を身に着けようと考えました。

会計士試験に合格して監査法人に入ってからも、より経営陣に近いところで経験を積みたいと考えていたので、IPO支援部門に配属されるように動きました。あとは、より早く経営側の経験を積むのであれば、ベンチャーに行くことになると思っていたので、ベンチャー企業向けのイベントや勉強会に積極的に参加していました。 仕事でもIPO案件に携わり、やはりベンチャーに行きたいという思いを強めていました。......