インタビュー&コラム
INTERVIEW

IPOを見据えた契約書のチェックと管理~業務委託契約における5つの注意点~



1.契約書のチェック・管理の必要性について

通常の業務において、契約書をしっかりとチェックし、管理しなければならないことは言うまでもないことですが、上場を見据えるという観点から、その必要性について改めて確認をします。

上場によって株主をはじめとする多数のステークホルダーが生じることから、上場審査の段階では、対象会社が継続して収益を上げ、成長していくことができるかという①事業継続性と、その裏返しとして、リスクを把握・管理・対処していくための②コンプライアンス体制が整っているかどうかについて重点的にチェックされることになります。

上場審査でチェックされる法務上のポイント

1.事業継続性

対象会社が継続して収益を上げ、成長していくことができるか

2.コンプライアンス体制

リスクを把握・管理・対処していく体制が整っているか

まず「1.事業継続性」の観点では、重要な契約が相手方の一方的な意思により終了させられてしまう条項や、強力な競業避止条項、過大な賠償義務を負うような条項の有無を確認します。そのような条項が存在する場合、事業継続性について疑義が生じることになります。

次に「2.コンプライアンス体制」の観点では、法律に反するような合意がなされていないか、契約書の更新時期等が適切に管理されているか、必要な許認可や知的財産権等が適切に確保されているか等を確認します。これらに関連する契約書上の問題がある場合、コンプライアンス体制が整っていないということになります。


記事提供元

クラウド会計なら勘定奉行のOBC
56万社の豊富な導入実績に加え、過去5年、IPO実現企業の半数以上がご採用。
法改正など業務ご担当者が知っておくべき情報も全国セミナーでタイムリーにご提供。
業務標準化、生産性向上は奉行シリーズにおまかせあれ!