インタビュー&コラム
東証の新市場区分への移行について
2020年12月25日に東証から、「市場区分の見直しに向けた上場制度の整備について(第二次制度改正事項)」が公表されております。
具体的な内容としては、新市場区分の上場制度の全体像、上場会社の市場選択の手続及び新市場区分の上場維持基準を充たさない場合の経過措等が公表されております。
本稿では、当該公表における主として新規上場に関する内容についてまとめております。
新市場区分への移行に関するスケジュール
2020年07月 | 制度要綱の公表 |
2020年11月 | 施行(新規上場・一部指定基準等の改正に関しては、施行日以後に申請する会社からの適用を想定) |
2020年12月 | 制度要綱の公表(新市場区分の上場基準・既上場会社の移行プロセスの詳細) |
2021年春~ | コーポレートガバナンス・コードの改訂(プライム市場の上場会社を念頭に、より高い水準が示される想定) |
2021年06月 | 移行基準日(上場会社に対し7月末を目途に新市場区分の上場維持基準に適合しているか否かを通知) |
2021年09月~12月 | 上場会社による市場選択手続(新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書の内容を開示) |
2022年04月 | 一斉移行日・新市場区分への移行完了 |
記事提供元
株式会社AGSコンサルティング
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