インタビュー&コラム
上場審査基準とは?市場別、形式要件と実質審査基準を解説
1.上場審査の基準である「形式要件」と「実質審査基準」とは
上場審査の基準には「形式要件」と「実質審査基準」があります。
形式要件とは、株主数や時価総額、利益の額など、上場申請をする場合に求められる要件であり、上場申請時に提出する資料やIPOファイナンスの状況により確認されます。
また、実質審査基準とは、上場会社になるための適格性を審査するための実質的な基準であり、形式要件を満たすことを前提に、この実質審査基準にパスしなければなりません。実質審査基準は形式要件に比べ、金額や数値などの明確な尺度があるわけではなく、申請会社が安定的・継続的に収益性を維持し、適切な管理体制を構築し、将来を見通した経営が適切に行われているかなどを、質的な側面から審査する基準であり、書類審査だけではなくヒアリングや実地調査などで確認されます。
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