インタビュー&コラム
2021年上半期IPO総括 ~コロナ2年目のIPO事情とは~
1.はじめに
2021年上半期(2021年1月から6月)は、2020年に続き新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、日本でも緊急事態宣言の発令など株式市場に大きな影響が出ました。
しかし、この上半期は昨年のコロナ禍での上場承認取り消しをした企業の上場も相次ぎ、東京証券取引所への新規上場企業数は昨年より大幅に増加した59社(TOKYO PRO Market含む)となっております。
今回は地方証券取引所は含まず、東京証券取引所に絞って2021年上半期のIPOを振り返ります。
2.2021年上半期のIPO状況
1.事業継続性
対象会社が継続して収益を上げ、成長していくことができるか
2021年上半期のうち、東京証券取引所では合計59社が新規上場を果たしました。
2020年上半期は新型コロナウイルスの拡大で上場承認取り消しが相次ぎ、38社の新規上場であったため、大幅に増加しています。
▲2020年上半期と2021年上半期の東京証券取引所での新規上場企業データ
※東京証券取引所及び各社ウェブサイトより船井総合研究所にてまとめ
※テクニカル上場の企業を除く。
※東京証券取引所への上場企業のみ。なお、TOKYO PRO Marketへの上場企業を含む。
記事提供元
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