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SEMINAR

ソーシャルメディア時代における危機管理と労務管理

不適切動画、転職サイトへの書き込み、情報漏洩等 SNSにおける「炎上」は、すべての企業が対象に。 危機管理の専門家と現代型労務問題に精通した弁護士のお二人に、 昨今の事例と対応策を解説いただきます

東京

SNSの急速な発展にともない、個人が簡単に情報発信できる昨今。
従業員等による不適切な投稿、転職サイトへの企業の悪口の書き込み、
SNSを通じての情報漏洩等、SNSがきっかけで炎上し拡散され、
大問題に発展するケースが急増しています。
しかし、ソーシャルネットワーク時代におけるこのような問題に
対応できている企業は多くありません。

具体的には、従業員全員での危機管理意識の共有、問題が起こってしまった場合にどう動くべきかという「危機管理」と
インターネット上での問題が発生した場合を想定した就業規則の改定、
必要なガイドライン・誓約書等の具備といった「労務管理」の
2つの面で対応を検討する必要があります。

本セミナーでは、危機管理コミュニケーションの専門家と
現代型の労務問題に精通した弁護士のお二人に、
昨今のSNSにおける炎上事例と事前・事後の対応策を解説いただきます。

当日の内容
13:30 ~ 14:50
危機管理コミュニケーションの要諦
事件や事故などの社会の耳目を集めるような不祥事は、発生してその対応を誤ると、組織が日ごろからコツコツと積み上げてきた評判や信用、信頼、いわゆるレピュテーションを損傷します。一旦貼られた“悪いレッテル”はなかなか剥がすことができません。
そうならないために、① 不祥事発生を未然に防ぐこと、② 万一の事態への備えを日頃からしておくこと、③ 起こしてしまった不祥事に慌てず真摯に対応すること、この三つの項目が“ピンチをチャンスに変える”危機管理の要諦となります。
今回は、これらを「コミュニケーション」の視点から、いくつかの事例を交えて解説します。

株式会社電通パブリックリレーションズ 青木 浩一氏
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15:00 ~ 16:30
ソーシャルメディア時代の労務管理
ソーシャルメディアの発達により、私的な利用による企業内部の情報の漏えいや不適切な行為の拡散のほか、
退職者によるブラック企業としてのレッテル貼りなど、企業価値を毀損するような利用方法も散見されるようになっています。
従業員に対する処分をする頃には、毀損された企業価値の回復は困難な状況に陥っており、事後的な対応によって、対策を行うことには限界があります。
このようなSNSの利用に対する労務管理について、ソーシャルメディアの特性を踏まえて、どのような準備や対応をすべきであるのか、事例を交えて解説します。

弁護士法人ALG&Associates 執行役員 弁護士 家永 勲氏
参加対象
管理職、経営者・経営幹部、人事・労務、事務・総務、法務・コンプライアンス 担当者
参加料金
無料
開催日時
2019/08/27(火)
13:30 ~ 16:30 (受付 13:00~)
開催場所
東京都港区港南2-15-2 品川インターシティB棟 11F
東京海上日動火災保険株式会社 東京中央支店 大会議室